5 important things of lotus flower in Buddhism
1 汚泥(おでい)不染(ふぜん)の徳
汚れた泥に染まらない花の色
煩悩まみれの念仏でも
その姿は尊い姿であるということ
2 一茎一花(いっけいいっか)の徳
一つの茎に一つの花。
一人一人それぞれの生活に合った尊い仏の教えがあること
3 花果同時(かかどうじ)の徳
花が開くと同時に実が現れます。
阿弥陀様の願いに気付くと同時に辛く苦しい毎日にも生き甲斐を見つけます
4 一花多果(いっかたか)の徳
一つの花に多くの実がなります
たとえば目の悪い人が眼鏡をかけると、世界が見違えて素晴らしく見えます。一つの教えでもその徳は数えきれないほど多いこと。
5 中虚外直(ちゅうこげちょく)の徳
ハスの花の葉の真ん中に穴を開け、
そこにお酒を注いで茎から飲むことを「象鼻杯(ぞうびはい)」と言います。
ハスの茎は竹のように節はなく、しかしまっすぐ天に伸びます。欲や見栄のフィルターをなくして、
仏教を素直に聞きたいものです。
ハスの花がなぜ仏教で尊いか、誌面だけでは表しきれません。香りもとっても気品があり素敵です。8月中旬まで、夜明け後あたりが一番きれいです。どうぞお友達を誘って観覧にお参りください。