2012年 03月 29日
3.11報恩講・追弔法要 振り返り
正蓮寺だより最新14号より引用して、
報恩講・追弔法要の報告をいたします。
長文です。ごゆっくりおつきあいいただけると嬉しいです。
以下
▼麗らかな春の日差しに、仏様の慈悲のような温もりを感じる今日この頃です。全国的に桜の開花が遅れていますが、お寺の境内の約三十本の桜は品種ごとに次第に開花してきました。
■報恩講(ほうおんこう)・追弔会(ついちょうえ) 報告
平成二十四年 三月十一日(日)
▼正蓮寺檀家・僧侶・寺族・楽生保育園寿光幼稚園保護者、みなさまお一人お一人のおかげさまをもちまして、報恩講・追弔会は総勢百二十名の尊い法会になりました。
報恩講は親鸞聖人の遺徳を讃える、真宗寺院の最も重い法要。三年前に寄進された高座に登り、謹んで阿弥陀様と親鸞聖人の御影に表白を申し上げました。
▼佛説阿弥陀経の読経中、参列者の皆様は焼香に進んで頂き、被災された方々に想いを寄せて念仏を唱えてくださいました。
親子で焼香に進む姿もあり、仏教徒としての宗教儀礼や、日本人としての神仏の前での作法を学ぶ、大変尊い機会になりました。
▼被災地の陸前高田市にある真宗大谷派寺院本稱寺。津波で本堂も庫裏も全て流された同寺では、周辺の瓦礫の中から鐘だけが見つかり、プレハブ造りの仮本堂に設置されました。
(単管パイプに吊る鐘)
地震発生時刻に合わせ、住職が鐘を鳴らすプロジェクトがあることを事前に聞き、正蓮寺でも追弔法要中に鐘を打ちました。
百二十人が静まり返った本堂では、仏教で大切な三つの宝、「仏・法・僧伽(サンガと読み、仏法を求める人のこと)」にちなんで三度打たれた鐘の音に包まれました。百二十の合わされた両手がありました。
▼法要後の法話は、福岡県からお運びくださいました住職友人僧侶三名様から、久留米教区仏教青年会の被災地支援活動報告、震災や原発に対するそれぞれの想いや願いを発表していただきました。
最後に全員で合掌礼拝し、お楽しみの福引とお斎代わりのお弁当を持ち帰り頂きました。
ある檀家様は、「痛ましい震災の日に、お寺の本堂でお焼香ができてよかったです。大きなことはできませんが、この日にお念仏をしたいと思っていました。ありがとうございました。」と声をかけてくださいました。
▼今年も厳粛に報恩講をお勤めできたのも、檀家の皆様のおかげです。当番区(鳥打、仲の台、谷戸)の皆様、当日自らお手伝いを頂きました皆様も、本当にありがとうございました。
▼仏事にはやはり、平和や平穏の必要性を感じさせる力があります。そういう「場を作る」ことも、お寺やお寺の住職の重要な役割と感じました。
次回報恩講当番区は長塚区、珍野区、花坂区です。親聖人七百五十回忌のお取越し法要及び正蓮寺開山四百十年の記念法要です。
何卒宜しくお願い致します。
住職 釋元浄
伊豆日日新聞さんが、取材に来てくださっていました。
以上
保育園・幼稚園の親子様も来てくださいました。
ご来場ありがとうございました。♪
お寺の行事はどなたでもお参りいただけます。
「宗派が違うから・・・・」とためらうことはありません。
こどもたちからしたら、みーんなののさまです。
もとはお釈迦様のおしえですから、どなたでもおまいりいただけますのが正蓮寺です。
長文お読みくださりありがとうございました。
報恩講・追弔法要の報告をいたします。
長文です。ごゆっくりおつきあいいただけると嬉しいです。
以下
▼麗らかな春の日差しに、仏様の慈悲のような温もりを感じる今日この頃です。全国的に桜の開花が遅れていますが、お寺の境内の約三十本の桜は品種ごとに次第に開花してきました。
■報恩講(ほうおんこう)・追弔会(ついちょうえ) 報告
平成二十四年 三月十一日(日)
▼正蓮寺檀家・僧侶・寺族・楽生保育園寿光幼稚園保護者、みなさまお一人お一人のおかげさまをもちまして、報恩講・追弔会は総勢百二十名の尊い法会になりました。
報恩講は親鸞聖人の遺徳を讃える、真宗寺院の最も重い法要。三年前に寄進された高座に登り、謹んで阿弥陀様と親鸞聖人の御影に表白を申し上げました。
▼佛説阿弥陀経の読経中、参列者の皆様は焼香に進んで頂き、被災された方々に想いを寄せて念仏を唱えてくださいました。
親子で焼香に進む姿もあり、仏教徒としての宗教儀礼や、日本人としての神仏の前での作法を学ぶ、大変尊い機会になりました。
▼被災地の陸前高田市にある真宗大谷派寺院本稱寺。津波で本堂も庫裏も全て流された同寺では、周辺の瓦礫の中から鐘だけが見つかり、プレハブ造りの仮本堂に設置されました。
(単管パイプに吊る鐘)
地震発生時刻に合わせ、住職が鐘を鳴らすプロジェクトがあることを事前に聞き、正蓮寺でも追弔法要中に鐘を打ちました。
百二十人が静まり返った本堂では、仏教で大切な三つの宝、「仏・法・僧伽(サンガと読み、仏法を求める人のこと)」にちなんで三度打たれた鐘の音に包まれました。百二十の合わされた両手がありました。
▼法要後の法話は、福岡県からお運びくださいました住職友人僧侶三名様から、久留米教区仏教青年会の被災地支援活動報告、震災や原発に対するそれぞれの想いや願いを発表していただきました。
最後に全員で合掌礼拝し、お楽しみの福引とお斎代わりのお弁当を持ち帰り頂きました。
ある檀家様は、「痛ましい震災の日に、お寺の本堂でお焼香ができてよかったです。大きなことはできませんが、この日にお念仏をしたいと思っていました。ありがとうございました。」と声をかけてくださいました。
▼今年も厳粛に報恩講をお勤めできたのも、檀家の皆様のおかげです。当番区(鳥打、仲の台、谷戸)の皆様、当日自らお手伝いを頂きました皆様も、本当にありがとうございました。
▼仏事にはやはり、平和や平穏の必要性を感じさせる力があります。そういう「場を作る」ことも、お寺やお寺の住職の重要な役割と感じました。
次回報恩講当番区は長塚区、珍野区、花坂区です。親聖人七百五十回忌のお取越し法要及び正蓮寺開山四百十年の記念法要です。
何卒宜しくお願い致します。
住職 釋元浄
伊豆日日新聞さんが、取材に来てくださっていました。
以上
保育園・幼稚園の親子様も来てくださいました。
ご来場ありがとうございました。♪
お寺の行事はどなたでもお参りいただけます。
「宗派が違うから・・・・」とためらうことはありません。
こどもたちからしたら、みーんなののさまです。
もとはお釈迦様のおしえですから、どなたでもおまいりいただけますのが正蓮寺です。
長文お読みくださりありがとうございました。
by hotokenokodomo
| 2012-03-29 23:57
| お寺のこと